元少年Aが手記絶歌を出版!酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)の手記内容と感想は? [事件・事故]
1997年におきた神戸連続児童殺傷事件の犯人、元少年Aの東慎一郎が
手記「絶歌」を出版しました。
犯行に至るまでの経緯や事件後の生活
現在の心境などを綴っている本です。
書店では飛ぶように売れているようで
Amazonの売れ筋ランキングで1位になっていることでも
話題を集めています。
元少年Aが手記絶歌を出版!酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)の手記内容と感想は?
絶歌の出版に関して太田出版の岡社長は
「彼の心に何があったのか社会が知るべきだと思い、彼自身の詳細な記憶力や表現力も合わせて出版を決めた」
と出版に至った経緯を説明しています。
神戸連続児童殺傷事件の犯人、元少年Aの犯行当時の年齢は14歳。
このような凶悪な事件をおこした犯人が14歳の少年であったことで
世間に驚きと恐怖を与え、
少年法改正の大きなきっかけとなった最初の事件になりました。
全294ページに及ぶ元少年Aの手記「絶歌」。
2004年に医療少年院を仮退院後
家族とは離れて溶接工や日雇いのアルバイトをして生活していくなかで
「生きている」ということがどれほど奇跡的なことであるか
実感するようになったと書いています。
また、手記を書くことが
自分自身の生きる支えになっていたことも明かしています。
巻末のあとがきでは
「どれほど大切なかけがえのない存在を、皆様から奪ってしまったのかを、思い知るようになりました」
などと語っています。
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#排害主義
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#朝鮮民族
神戸連続児童殺傷事件、元少年が手記出版
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(2015.6.10、朝日)
朝鮮民族・酒鬼薔薇聖斗こと東慎一郎が手記「絶歌」を出版
何で生まれてきたん? pic.twitter.com/3OlzzcbaJU
— デュ~ク (@dukecave) 2015, 6月 10
酒鬼薔薇聖斗『絶歌』読了。「少年A」が治ったとか更正とか、そんなレベルに元からいないことを、はやく社会は知るべきだった。虚飾にまみれた比喩を多用し、偽りの客観視で自分を物語化していく。書かれた言葉や描写はすぐさま経験としての説得力を得て、たえず読み手を脅迫する「暴力」の本。
— 松澤くれは (@suama_sweetnam) 2015, 6月 11
『絶歌』を読んでいるのだけど、回想シーンにも「スクールカースト」や「ヒメアノ〜ル
」という単語が出てきて、「元少年A」はこの社会のどっかで同じ時代を生きてるんだなあと、当たり前のことに気付く。
— 古市憲寿 (@poe1985) 2015, 6月 11
『絶歌』。遺族からすればどんな本も出してほしくないだろうが、それでも遺族ときちんと向かい合う「応答」の姿勢があれば、少なくとも社会的にはそれなりに意味のある出版にはなったと思う。その点では中途半端な書物になった。出版社側にもう少し成熟した編集者としての視線がなかったのかと思う。
— 東 晋平 (@shinpei23) 2015, 6月 12
ゆうべ読み終えた『絶歌』について。自分の来し方と自分の感情を綴る「自分の物語」が中心で(それはそれで意味はあるが)、遺族の発してきた個々の言葉をどう受け止め、どう応えようとしてきたか、肝心の部分がほとんど抜け落ちている。一方的な独白であり遺族や社会との「対話」になっていない。
— 東 晋平 (@shinpei23) 2015, 6月 11
本の印税はおよそ1200万円にもなるといいます。
ニュースでは被害者家族への補償にする意思があると
報道されていたものもありましたが
最終的にはどうなるのでしょうか。
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